MEMO

浅はかな雑記

ルムナン感想②(基本情報やエンドA・B)

ネタバレしてるので続きにたたみます。

■基本設定とか

【大地について】
性格が良くてとってもとっても可愛い攻めだった😊
ことあるごとに「誠二のケツ大丈夫かな…」と心配するのも、「嫌だろうけど俺頑張るから!」と一生懸命フェラチオするのも、(ルートによって差はあれど)行為の端々に優しさや誠実さを感じて、本当に良い子だな~と和んでました。
その分、話が進むにつれて段々と欲の色がにじみ出てくる瞬間の背徳感たるや。そのへん大地とはめちゃくちゃシンクロしてしまったのでもはや他人事に思えなかった。
最初はごく普通の脳天気な大学生かと思っていたら意外と設定が重くてびっくり。生い立ちの過酷さは誠二との対比や関係性の示唆、虐待経験があるのはAルートへの布石ですね…。でも持って生まれた心身のタフさを部屋の中でも発揮してくれて、可愛くもあり頼もしくもあったのがとても良かった。


【誠二について】
大地もタフだけど誠二は更に輪を掛けてタフだった。オフィシャル本でタフキング誠二と書かれていたけど、部屋を出た後の後日談SSを読んで心底そのタフさに感動したし尊敬しました、誠二さんかっこいい。
陽気ではないけど静かに強く前向きで、受けだけど誰よりもマッチョ(考え方が)。というかこんな状況でもなければ絶対に絶対に受けに回る事はないタイプだと思う。自分の負担と大地への負担を天秤にかけてクレバーに選択した道のはずが、ところどころで想定外の快楽の波に飲まれそうになるのが本当に…たまらなすぎてアドレナリンドバドバ出ました。
とは言え基本はマジで嫌な事を大地のために(厳密に言うとそれだけではないけど、ベースとして大地への思いも強いと思う)必死にやり遂げてくれる苦悩と自己犠牲の姿なので、プレイヤーも頼むから面白半分で誠二の痴態を見ないでくれよな…とモンペ目線になる位には愛着が湧いたキャラクターです。


【システムまわり】
ボブゲをプレイするのは「きんとうか」に続いてこれが2作目なのであまり比較対象がないんですが、それでもこの細かく選べる設定や500個までストック出来るボイス登録、シーンごとに鑑賞モードがあったりという丁寧すぎる気遣いには素直にすごいと感動した。
最初はボイス登録って一体何をどう使うの…?と思ってたけど、いざ登録してみると好きな時に好きなように再生出来るのが楽しくてめちゃくちゃ大量にストックしてしまった。誠二の「…もともと弱いんだよ…!」は何度聴いてもいいな~。
このシステムは是非全ボブゲで採用してほしい…!愁さんのボイス全部登録したい。


【音楽】
タイトル画面で流れるBGMがホラーっぽくて、怯えつつもちょっとワクワクしました。ただ設定画面いじってる時も常にあのBGMだとなんか無駄に焦る😂
最初の方の居酒屋→沖縄着いたあたりまでのBGMは可もなく不可もなくな感じで、ルムナンの音楽は私はあんまり合わないかもな~と思ってたけど、濡れ場でのワルーい感じの音楽(イラマの時とかの)が結構良くてテンションが上がり始め、エンディング曲のセンスの良さでトドメを刺された。ルムナンの音楽センス好きです。
あと音楽ではないけど、フィニッシュ直前の水音が速くて無駄に焦る。BGVで二人が喘ぎまくってるのも、「早くイカせてあげなきゃ…!」と思って焦りながら文章読んでしまう😂😂


■共通ルート

(各エンドごとの感想の前に、共通ルートで好きなシーン等について触れようと思ってたんですが、うまくまとめられなかったので次回Fエンドの感想とまとめて載せたいと思います。

という訳で、若干すっとばして以下エンドAとBの感想↓)


■Aエンド

全く心構えなく一番最初に見たエンドですが、私の中ではこれが一番キツかった…😂首締めセックスからの怒濤の誠二凌辱にアワアワして放心したまま終わったよ。
初回プレイはやっぱりまず第一にストーリーの展開自体に怯えていたので必要以上に刺激を大きく受け取ってしまった気がする。なので個人的には初回でAエンドに行くのはオススメしない…でも凌辱系やモブおじさんプレイが好きな人にはオススメルートです。
というかコンプして心の余裕が出てからもう一度見たらラストの方のエロシーンは普通に萌えました。ちゃっかり。

モブ姦終わった後の大地との野外プレイいいですね…こんなに淫らで俗的な事をしてるのに、相反して二人とも透明な表情というのがとても良かった。
そして青姦フェラの誠二スチルでやっぱり絵が最高ウメーな!!と呻りました。あの顔をギャグじゃなく、キャラ崩壊させる事なく描けるのすごい…。大地の腰回りのリアルさも良かった。
A大地は他エンドにはない薄暗い色気があってセクシーで好きな感じなので、最初は放心してしまったAエンドですが今後じっくり味わっていきたいと思う。


■Bエンド

Aエンドにビビってしまい、次のエンドを見る前に多少の心構えは必要だな…と思ってやんわり調べてたら「B=殺害エンド」という文字を見て私は泣いた。
Aを見た後だったしどれだけ酷い殺し合いが来るんだ…と怯えてたんだけど、これが予想に反してとてもとてもセンチメンタルで悲しくて美しいエンドでね…正直言うとFの次に好きなエンドです。

B・Cは誠二視点のシーンが入ってるのもすごく良かった。Aの時点では媚薬浣腸後の誠二が呆然とシャワーに打たれてるのはただただ傷付いて死にたくて自暴自棄になってるのかと思っていたから。
確かに自暴自棄にはなってるけど、大地への欲情を必死に耐えていた場面でもあったんだなぁという…なのでFエンドに行く前にここのくだりは読んでおいて良かったなと思った。

その欲情に誠二が潰されてしまうと開いてしまうのがB・Cルートなんですが、ここからの襲い受け誠二本当にいいよね…こんな状態でも言う台詞が「やらせろ」だったのは感動した。の、ノンケ~~~!!
そして始まる騎乗位シーンは、勿論エロはエロなんだけどBGMも相まってもうなんていうかただセックスしてるだけじゃないというか…傷付いてボロボロになった二人が、もうどうしようもない所まで来て捨て身でお互いを貪る様子があまりにも悲しく美しかった。いやお互い貪ると言うには大地は冷静だったな。狂ってしまった誠二に、大地は自分の身を削って与えているようにも見えた。

そこからの、誠二が大地を首締め→苦しむけど同時に「まあ、いいか…」と受け入れる大地→殺しきれない誠二→泣き崩れる二人→俺が全部終わらせてやると誠二の首を締める大地→受け入れる誠二 の流れ…
本当に絶望の底すぎて辛くて辛くてたまらなかったけど、これもまた極限状態の愛情を感じて心震えてしまった。

そして一人で家に戻って、「ずっと友達でいたかっただけなんだ」と泣く大地からのエンドロールがもうね、もうさ、もうさああ……このキャッチコピーここで使うのか!!😭😭😭
ツイッターでも触れたけどBエンドのエンディングテーマが、こんなに悲しい結末なのにとても優しい音色で、その優しさがあまりにも残酷で、本当に酷いけど本当に最高だった。突き刺さったものが未だに取れない。襲い受け騎乗位からエンドロールまでの流れが完璧でした。

Bを見てから、それまで先が気になって勢いで進めていたけど改めてこのゲームとは感性が合うかもしれないと思い始めた。



続く…けどこの濃度で感想書いてたら最後までたどり着く前に力尽きる気がする😂