MEMO

浅はかな雑記

アニナナ16、17話感想

アニナナ良かったです…全17話振り返って全部本当に良かった。15話から1ヶ月空いたのは無慈悲なほどに長かったけど、逆に1ヶ月空いたからこそ、この大団円への流れが気持ちよくハマったのかもな~とも思う。15話ラスト、社長の「アイドリッシュセブン解散」宣言から1週間で「やっぱり皆で力合わせてMOPがんばろうぜ!」だったらここまで染みなかったかも…ここらへんはリアタイでアニメ放映追えた利点ですね、DVDなりブルーレイなりで1~17話一気に見たらまた感じ方も変わるかもな

そして私あんまり涙もろい方じゃないのでアニメ見て泣くことほとんどないんだけど16話でも17話でもマジで泣いてしまってびっくりしてる。だっても~みんな頑張ってるんだもん…今まですごい頑張ってたの知ってるし見てたもん…
具体的に言うと、
・愛ちゃんの「お母さんがハードディスクを新しくしてくれたんです!」で何故かいきなり感極まって涙ぐむ
 ↓
・モンジェネの陸の独白と各メンバーの今までの振り返り映像(+エンドロールかぶせてくる技)でこらえきれず落涙
 ↓
・ダグラスで涙ひっこむ
 ↓
・楽屋での紡の応援と涙につられる
 ↓
・メモメロで全員の独白、応援する愛ちゃんとOLのお姉さん、ブラホワ勝利で声も無く涙する紡見てもうべっそべそ
というスケジュールで泣いていた。ゲームやってるから展開は全部知ってるんだけど演出がすごく上手くて…1話の一番最初の映像(輪になって置かれた7つのマイク~舞台袖の7人)を17話ラスト付近で持ってこられたのヤバかった。映画でもなんでも、最初と最後でリンクさせる演出好みなんです…

そしてブラホワ見て改めて気付いたけどメモメロってこんな良い曲だったんですね、今までそこまで思い入れなかったんだけどラストにふさわしい曲だったんだな~と初めて思った
1部の頃はそれほどめっぞにお熱という訳でもなかったのと、16・17話はもう話がアツすぎて環壮に注目するというよりはほんとトリガーもアイナナも全員かわいい!頑張れ!という気持ちで見てたんですが、それでもメモメロのこのシーン↓は

お、おっ…おお…

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うええええええええ……????

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と思わず環壮オンナの顔になってしまった。ここの環くん一瞬だけクイッて首かしげるの超アイドル!!と思った。こんな技いつ覚えたんだ…
メモメロの振り付け全体的にすごく可愛かったな~「スタンダーップ」でぴょんぴょんしながら手招きしたり、陸が前に出て歌ってる時にバックでボックスステップ(?)踏む6人もなんだか可愛い(サカナクションの新宝島のPVを思い出した)
トリガーのレオパもかっこよかった、PVのおもしろイメージ(ごめん)を拭えて良かった…。負けた後のトリガーの潔さもめちゃくちゃかっこよかったです、も~これだからリバーレ含めて12人まとめて箱推しになっちゃうの仕方ないよな!


ゲーム本編やってた時から思ってたけど、アイナナはファンとアイドルの関係性やファン自体の描き方が本当に上手くて胸に迫るんですよね。ファンもファンで身勝手に愛したり冷めたりするし、それに対してアイドルが力を貰ったり傷ついたり、嬉しい事も悲しい事もごちゃごちゃに呑み込んで一つのステージが出来上がっているのがとてもリアル
だからこそ、16話最初の方のつなしさんのセリフ「俺が愛されたいわけじゃない。俺の事が好きだから失敗してもほめちぎるとか、俺が嫌いだから成功してもけなすとか、そういうのを超えてトリガーを愛してほしい」も、ブラホワ前の楽屋でのそーちゃんのセリフ「ステージに立っていて本当に心からありがとうって思うんだよね」も、ほんと生の声だな~という感じでストンと落ちてくるんだよな
あとアニナナに出てきたファンの子達は本当にいい子達だった…何かに夢中になって、多少自分の身を削ってでも応援する姿はほんと他人事じゃないから…マジで影の主役だよ…
その気持ちは多分いつかは冷めるし永遠ではないのかもしれないけど、ある種の無償の愛で全力で応援するファンと、それに全力で応えるアイドルという形は、色んな偶然が重なりあった一瞬の煌めきだと思う…とか言ってみる…
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ありがとう女神の皆さん。愛ちゃん一家とOLのお姉さんの他に、彼氏つれてた女の子もたしか初期からのファンだったと思う。彼氏もほんとあの、いつも来てくれてありがとうな…

ここまで綺麗に終わられると1部のみでも満足と言えば満足なんだけど(というか変な感じで続きを作られるぐらいならこのまま終わっていいとすら思うほどに良かった)、やっぱり2部3部のアニメ化も期待してしまう…二期あるかな~こっちもお布施頑張るからまた同じようなクオリティで作ってほしい~!

IT/夜は短し歩けよ乙女

IT/イット “それ”が見えたら、終わり。 ブルーレイ&DVDセット(初回仕様/2枚組/イラスト・カード付) [Blu-ray]

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やっっっと!!!リメイクが決定してからずーっと楽しみにしていたイットをやっと(韻)観ました。

綺麗なペニーワイズという噂は聞いてたけど本当に綺麗だったな…。リメイク前のペニーワイズは怒った顔も笑った顔もヒエッとなる不気味さがあったので、ピエロは醜い方が怖いんだなぁとしみじみ思った。

全体的に、素晴らしいリメイクだブラボー!という部分とこれはギャグなのか?という部分が混ざり合ってて(具体的に言うと、コマ送りのスライドのシーンはホラー演出として最高にかっこよかったけどその後に3Dで出てきちゃう巨大なペニーワイズには思わず笑ってしまった)、どういうテンションで観たらいいのか途中でよく分からなくなったけど面白かったです。

やっぱり私ははみ出しっ子達の団結モノに弱い…あと絶妙なボーイミーツガール感。女の子すごくいいですね、少年達に比べてひとり大人びてて可愛い。ITは子供時代が圧倒的に好きなんですが、大人になった続編もどんな風にリメイクされるのか楽しみ。

イット [WB COLLECTION] [Blu-ray]

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リメイク前のITはこれ↑ ジャケ写のペニーワイズの顔が凶悪で最高

 

 

「夜は短し歩けよ乙女」 Blu-ray 通常版

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尖った作風で有名な湯浅監督作品を一度は観てみようと思い「夜明け告げるルーのうた」とこれで迷った結果、ルーより絵柄が好みなこっちにした。キャラデザはアジカンのジャケット描いてる方ですよね、シンプルでおしゃれ。

結論から言うと、ストーリーは何一つ分からなかった…すごい、大人になってから観るアニメでこんなにも分からないものがあるのか(※結構ある。イノセンスとか)という位分からなかった。もしかして四畳半神話大系を先に観とくべきだった?というか原作を先に読むべきだった?

でも美しい映像とセンスでぐいぐい引っ張ってくれたので、ストーリー一切分からなかったけど夢の中にいるような感覚で最後まで楽しく観れました(とは言えもう少し長かったらギブアップしそうだったので90分で良かった)

ルーの方は多分ある程度一般向けに作られてるぽいので、次はルーを観ようと思う…。

本当はちびまる子ちゃんの「わたしが好きな歌」という映画の、湯浅監督が担当したシーンがすごくサイケで良いらしいのでそっちを観たいんだけど、DVDなど出てないのでもう観る媒体がないっていう…残念。